秋葉原で、香港版のiPhone4が販売されている。
これについて、「違法ではないのか?」と思っている人もいるかもしれない。
実際、通常のPCや無線LAN機器は輸入品を使うと電波法違反になるケースが多い。
しかし、携帯電話に関しては、特例がある。
携帯電話は他国で一定の条件を満たす試験を行って認証されている場合、
日本国内でもそのまま利用してよい。
これは、国際ローミングの協力関係にある国同士での取り決めである。
この枠に入らない国で製造された携帯電話は含まれない。
さらに、ワイヤレスWANなどを搭載したPCなどはこの中に含まれない。
(iPADなど)
つまり、海外で販売されているiPhone3G以降は米国で承認されているので、日本国内で使っても問題ない。
また、海外版のiPADは3G対応であっても、日本国内で電波を出すと電波法違反になる。
なぜ今、秋葉原で香港版のiPhone4が売れているかというと、
日本通信がSIMロックフリー版のiPhone4で利用できるDOCOMO回線を利用するSIMを販売しているからだ。
そして、香港版のiPhoneはSIMロックフリー!!
ただし、注意点として、日本通信のSIMはDOCOMOのSMSやメールは使えない。
もちろん、ソフトバンクのSMSやメールも使えない。
POPやG-MAILなどを利用する必要があり、取りに行かないと新着通知は行われない。
さらに、割引が行われないし、個人輸入+αに近い状態なので非常に高価だ。
故障時の修理なども販売店では請け負えない。
Appleと直接やり取りする必要がある。
それでも買う?
買う人はいるんだろうなぁ。
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- 2010/08/30(月) 12:53:25|
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