RPGについて、皆さんはどんなゲームを想像するだろうか?
キャラクターを操作して、地図の中を移動して、敵やモンスターを倒して、経験値をもらって、レベルアップして・・・
そんなイメージだろうか?
私のRPGのイメージは一般の方とは(おそらく)大きく異なる。
RPGというのは、Role Playing Game、役割を演じるゲームという意味だ。
昔からおままごとなどがこれに当たるが、ゲームとして確立され普及したのは『ダンジョン・アンド・ドラゴンズ』からではないかと思う。
私がRPGをはじめてやったのは今から30年ほど前。
ツクダオリジナルのローズ トゥ ロードだった。
このゲームは衝撃的だった。
時代から解ると思うが、これらのゲームはパソコンもゲーム機も電卓すら使わない。
キャラクターを作り上げていく過程で使うのは紙と鉛筆とサイコロだけである。
プレイする過程で使うのも、紙と鉛筆とサイコロ、そして会話である。
やりたいことによって様々な小物を利用する場合もあるが、必要というわけではない。
ルールブックは非常に薄かった。
このゲームは、一人以上のゲームマスター(世界を提供してくれる人)と一人以上のプレイヤーが必要だ。
ゲームマスターとプレイヤーが同一人物でもできないことはないかもしれないが、普通はやらない。
みんなでテーブルを囲んで会話をしながら進めるこのゲームは『テーブルトークRPG』ともいわれる。
昔からあるもので有名なのは
・ダンジョン アンド ドラゴンズ(比較的最近映画にもなった)
・トラベラー(SF RPGの傑作、経験値やレベルアップの考え方はないが、老化はある(^^;)
・ロールマスター(最高の複雑さを誇るがどんな世界観にも対応可能な柔軟性をもっていた)
・ローズ トゥ ロード(「王への道」という意味、純国産のRPG、ルールは単純でとてもわかりやすい)
小説を基にしたゲームシステムもたくさん出た。
エルリックサーガ、指輪物語(ロード オブ ザ リング)、グインサーガ、などなど
また、RPGの話がもとで小説や映画になったものもある。
日本国内で一番有名なのは・・・ロードス島戦記・・・かな?
ロードス島戦記は、おそらく、ダンジョン アンド ドラゴンズでプレイしたキャンペーン(大変長い連続したプレイ)を書き起こしたのではないかと思う。
コンピュータやゲーム機のRPGはもともと、このテーブルトークを「一人でも遊べるようにしよう。」と考えだしたものだと理解している。
今回は、なんかとりとめもなくなってしまったが、
次回は、テーブルトークの風景がどんな感じなのか書いてみたい。
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テーマ:日記・日誌 - ジャンル:コンピュータ
- 2009/08/27(木) 13:00:52|
- RPGを語る
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