ある女性有名人が、日本国内では映画館でしか見れないコンテンツを、ダウンロードして観たということを記事にして散々な目に合っていた人がいた。
女性有名人が違法ダウンロードをしたと判断したわけだ。
まぁ、実際には通常はアメリカ在住の人しか使えないはずの制限を、何らかの方法でアメリカ在住であるかのように手続きをしてアメリカ在住であるかのようにコンテンツを見たということなのだが、前後の書き込みから明らかに日本国内在住で日本国内で閲覧しているように読み取れるわけだ。
私は、このブログ上で行われていた議論の中で女性有名人側に立っている人たちの発言の中に違和感を感じた。
「通常はアメリカ在住の人しか使えない方法でダウンロードしてみた」行為を「正当である」と発言している点だ。
これは、明らかに間違っている。
通常はアメリカ在住の人しか使えない方法に制限しているのはアメリカの著作権法に相当する法律に守られるということである。
そのため、アメリカ在住でないと利用できない方法で制限しようということだ。
それを、日本国内で、日本在住で、原則として日本国法に縛られている人間がこの抜け道を利用することは適法かということになる。
結論からいえば、脱法行為であることは間違いなく、もしかしたら違法行為になる。
コンテンツ提供者の提供条件を見たわけではないが、同サイトの日本向けのコンテンツには「日本国内在住の人向け」であることが明記されている。
日本国内在住でない人がこのコンテンツを利用することは契約違反であり、違法ということになる。
今回のケースはどうなのか?
詳細を確認していないので女性有名人当人についてどうこう言うつもりもない。
しかし、「正当な行為であり問題ない」とするのは問題がある。
そもそも、他の一般の人ができない行為を特権的に行う行為はフェアではない。
よって、単純に日本国憲法の「公共の福祉」に反する。
利用実態によっては、正当性などそもそもどこにもないのだ。
書き込みを行っている双方とも、確認をとっているとは思えない状態だし。
まぁ、ブログを書いた本人にも落ち度はあったのだが、
正当性の(確認でき)ない発言で一方的に個人を貶めるような事を書くことは避けた方が良いと思った次第だ。
まぁ出典が判らない人には何の事だかわからないわな。
出典にリンクする気もないし・・・(悲)
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テーマ:日記・日誌 - ジャンル:コンピュータ
- 2009/06/04(木) 18:13:32|
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