C-NETに
「著作物の私的複製に関する補償金制度、対象を拡大すべき?それとも縮小すべき?」という投票があった。
あまり実感がないかと思うが、レコーダーや音楽用CD-R、映像用DVD-Rなどに問答無用で課金されている謎のお金がある。
なぞというのは、趣旨ではない。使い道だ。
音楽用CD-Rなどの場合は「自分で作成したデータを入れた」と申告すると戻ってくるらしい。
しかし、それ以外のお金はどうなっているんだ?
補償金というからには損害をこうむった人がいた場合に支払われるのだろうが、誰が、いつ、どのように損害を被ったと認定するのだろう。
そもそも、損害をこうむったなら民事訴訟で支払いを命じることができる。
保証金は事前に搾取される必要は無いわけだ。
まだ、なぞなことがある。
著作権法によると、「私的利用のための複製は権利として認められている」はずなのだが、その私的複製を損害として補償を求めるという考え方が理解できない。
まだまだ謎がある。
日本国内で売られているCDの価格は約3000円
アメリカで売られているCDは輸入品でも1000円から1500円。
日本国内の日本の著作権者の音楽は異常に高価なのだ。
この高価な金額が凡そアーティストに行っているなら納得もしよう。
ほとんどは中間搾取されているのだ。誰かに・・・
まだまだまだ謎がある。
複製に対する保証金なら何に使われるかわからない媒体に課金して宙ぶらりんにするよりコンテンツそのものにかけた方が納得がいくのだが、それすら行われていない・・・はずだ、なぜなら、そんなことをしているなら二重課金もいいところで問題になってしかるべきだからだ。
ではなぜ日本製のCDもDVDもこんなに高価なのか???
まだまだまだまだ謎がある。
日本ではデジタル放送には無料放送にもコピーガードがかけられている。
これは、日本でのみ行われている謎の行為だ。
そのため、日本向けの録画機器は他の国にはない「ダビング10」に代表される独自の機能があり、他国の製造メーカーは一部を除いて見向きもしない状態になっている。
コピーガードは結構強力であり、相当本気にならないと解除できない。暗号化技術を使った非常に高度な機能だ。
当然、高価な技術である。
録画用DVDはこのコピーガードに対応したDVD媒体ということになっている。
明らかに著作権上認められた私的コピーしかできないようになっている。できないのに保証金を取るというのだ。
私の言いたい本質はこうだ。
「税金」と同じで「年金」も「NHKの受信料」も「著作物の私的複製に関する補償金」も納得がいかないから払うことを拒否したいのだ。
税金があちこちで無駄遣いされている。NHKの受信料も不正に誰かに流れていたりする。年金もいらんものを作るのにつかわれ結局赤字だとのたまわれている。
払わせる以上は文句の出ない使い方をしろ、中間搾取する誰かを得させるために支払わせるなら詐欺と同じだ。
税金が無駄遣いされた、どっかに横流しされた。という話は聞くが、「戻ってきた」という話は聞かないし、戻す義務もないという話の方が圧倒的に多い。
たとえば、著作権者の権利を守る団体なら給料は著作権者が払い、補償金という名の物は100%保障のために蓄えられているはずだ。
運用されていたり、誰かがつかったりはあり得ない。
不正な複製が行われたことが認定されたなら先ずは民事訴訟での解決が図られるべきであるため、補償金が払われるケースはほとんどないはずだ。
蓄えられたお金を見せてくれ。
もうこれ以上取る必要がないくらいたまっているはずだ。
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- 2009/02/10(火) 13:48:10|
- お篭り部屋構築日記+愚痴
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