パソコンのパーツってどんなものでもこなれてくるまでは高価だったりするわけですが、その最たるものがグラフィックボードだったりします。
そして、このグラフィックボードは価格差がすごい。
最新のミットレンジのグラフィックボードは、「RTX-2080Ti」あたりが高価な価格帯なわけですが、15万円前後はするわけです。
少し下になると「RTX-2060」は5万円あれば買えてしまいます。
でも、性能差が3倍あるかというと、そんなことはなくってベンチマークでも、「RTX-2080Ti」が25,000前後、「RTX-2060」が17,500前後といったところでしょうか。
まぁ、30%くらいといったところですね。
昔は、スーパーコンピュータの世界でも性能を2倍にするコストは10%の性能向上のコストの100倍以上かかるといわれていました。
まぁ、簡単に言うと、性能が上になるほどわずかな差でも多大なコストになるのです。
その最大の理由は「歩留り」です。
どんなものでも、同じ人が同じように作っても、個体差は出てしまうわけです。
その中でも特に良い性能を示したものを集めて性能を上げたりするので、高性能なものほど「歩留り」が悪くなり、損を避けるために高価にならざるを得ないわけです。
まぁそれ以外にも、メモリーチップの数が違うだろとか、研究開発費を加算する率が高い性能の物のほうが高いとか、性能を上げるために「ダイ」の大きさが大きくなっているからとかいろいろ理由はあるのですが、性能を上げるのが大変なんだなと思っていただければいいかなと思います。
では、(^^;/~~~
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- 2019/05/10(金) 13:02:00|
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