ブロックチェーンについて説明するのは結構難しい。
簡単に説明すると、以下のような感じになる。
「前回の取引履歴のハッシュ値」と「今回取引履歴」と「ランダムな値」をくっつける- 1.で得られた値のハッシュ値を計算して、特定の条件をクリアするまで「ランダムな値」を変化させる
特定の条件の例:ハッシュ値の先頭9ケタが図べて0になる など - 「前回の取引履歴のハッシュ値」と「今回取引履歴」と「特定の条件をクリアしたランダムな値」をブロックチェーン全体に通知する
この手続きを繰り返すことで、過去の履歴の改ざんを困難にする仕組みです。
この改ざんを困難にすることには前提条件があります。
- 十分な数のコンピュータが参加していること
- 全てのコンピュータに性能差がほとんどないこと
(「特定の条件をクリアしたランダムな値」を発見するコンピュータが偏らないこと)
- 「特定の条件をクリアしたランダムな値」を発見するコンピュータが特定のグループなどの支配下にないこと
過半数の「特定の条件をクリアしたランダムな値」を発見するコンピュータが一つのコントロール下にないこと
など
実は、ブロックチェーンには弱点があり、一部の仮想通貨は、実際に攻撃されロールバック(一定期間の取引がなかったことに)されたことがあります。
また、仮想通貨の額面上の価値が上昇したことで、先の処理を行う専用のプロセッサの開発が進み、前提条件の2.は成り立っていません。
価値の低いブロックチェーンに攻撃をする人はまずいないとは思いますが、仮想通貨は多くが攻撃可能な状態にあると思うべきでしょう。
まぁ、何が言いたかったかというと、
ブロックチェーンは改ざん不能な仕組みではありません。
ということですね。
では(^^)/~~~
と書いたそばらから、https://gigazine.net/news/20180524-bitcoin-gold-double-spend-attack/
やれやれ
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- 2018/05/24(木) 13:26:00|
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