この間、飲み会の席で心理検査の話をしていたところ、
「くわぽんさんてIQ高いんだ、頭が良いんだね」
と言われた。
残念ながら、私は頭が良いと、自分で自覚したことは殆ど無い。
「IQが高い=頭が良い」
と言う考え方は間違っていると思う。
心理検査に話を戻すと、私の鬱が悪化し、休職に入った直後くらいに心理検査とIQテストを行った。
IQテストは、言語と動作、視覚と聴覚の特性を調べる物だったが、
結果から言うと、最高点IQ130の試験で、IQ129(全体平均)を記録した。
このとき、私は記憶力、思考力の低下に悩んでおり、けっして調子が良かったわけではない。
医師が私にした話は、IQの高さがもたらす弊害についてだった。
「多くの人は、IQが130を超える人の話を殆ど理解できない」と言うモノった。
多くの人は、IQが高い人の話を、「論理が飛躍している」と感じたり、「必要な説明が抜けている」と感じ、
IQの高い人は、「どの部分の説明が不足してるのか理解できない」と言うことが起きるという。
私の理解では、『IQが高い、IQが低いというのは、平均的な物の考え方からどの程度「乖離」しているかと示す。』
と言った方が良いと思う。
IQは、平均を100とした平均偏差で表されるので、100より高い、低いで議論さっることが多いが、
議論すべきは、「コミュニケーションをとっている人同士のIQの差」なのだ。
IQが近ければお互いの会話を理解できる可能性が上がり、離れると理解できる可能性が下がる。
総じて、IQが平均から離れている人は「コミュニケ-ションに問題があることが多い」と言うことらしい。
よって、「頭が良い」と言う言葉の持つ意味によっては、
IQが高い≠頭が良い
となる。
これは、英語に苦手意識を持つ人ほど、会話の中の単語の意味に固執することがあると言うのと似ているかも知れない。
日本語では、斜め読みで大して目を通さないような単語に、英語だと引っかかってしまう。
IQの高い人が細部まで熟考しているとは限らない。
IQが低くても、こつこつ細部にこだわった人の方が結果を出すこともある。
と言うこともあるかも知れない。
まぁ、何が言いたかったかというと、
「勉強が出来る=頭が良い(社会の役に立つ)」
では無いのと同じように
「IQが高い=頭が良い」
では無いのではないかと思ったわけです。
IQが高いことを自慢したかったんじゃなくて、「おれ、コミュ障なんだよ」って言いたかっただけなんだよ~
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- 2015/04/28(火) 11:03:35|
- つれづれ日記
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