どこの番組とは言わないが、昨日の夜やっていた防災番組はひどかった。
「首都直下型地震が起きた場合にまずすべきこと」
みたいな番組だったが、
東北の地震で国民が理解したのは、
「まず、海や海に近い川から離れ非難すること」
だったと思うのだが、
津波の問題は一切なし。
首都直下型でも、地震そのものは内陸とは限らないのでは無いかい?
東海地震の件もあるしね。
確保する水の量も多すぎる。
首都直下型であんなに大量の水を使ってみいいなんて思われたら、
備蓄の水もあっという間に尽きてしまう。
最低限必要な水の量で換算すべきだ。
情報源も、いまどきラジオよりワンセグだろう。
電池を入れっぱなしのラジオは液漏れしたりするぞ。
カセットコンロのガスも長期に大量保管する場合の危険性に関するアナウンスもなし。
あわてて建物から飛び出すなという警告もなし。
昔、
「大きな地震が起きたらまず玄関に行って靴を履け、扉を開けろ」
と言っている人がいたが、その人の言い分の方がかなりましだね。
最後の「地震が起きたら準備がダメだったとわかった、だから次の地震にはしっかり備えよう。」
みたいな発言は、頭が痛くなってくる。
首都直下型巨大地震って、何年に一度の災害なんだよ。
「大きな地震が起きたから、しばらくは大きな地震はないね、安心安心」
くらいの方がまだましだ。
余震は続くだろうけどね。
トイレの対策も問題だ。
あんな対策するなら、
「普段からお風呂に水をためておいて、いざという時に流す水として使おう。」
とか、
「トイレは避難所に行ってしよう。」
って言った方がましだ。
復旧がどれだけ長期にわたるかわからないのに、
どこにし尿を保管するんだ?
最後の富士山噴火に至っては、科学的な根拠は何一つ示されず、
個人の感想に終始しているという事実に気が付いているかな?
その結果、対策が「鹿児島の人にどうしているか聞こう」かい。
最近、テレビ番組の質が悪いなぁ。
ますます見る機会が減るな。
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- 2012/07/18(水) 12:54:14|
- つれづれ日記
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