放射線・放射性物質の議論も行くところまで行ってしまったなと思う記事があった。
あえてどことは言わないが、日○経○新聞系のサイトである。
そのサイトが悪いという話ではないのだが、
2009年度と2010年度東京都の下水処理場の汚泥に含まれる放射性物質の量が、
原子力発電所や核再処理施設から放出されることを許容されている量をはるかに超えているという内容だった。
ちなみに、核再処理施設や原子力発電所は自然放射線を
下回る放射性物質しか放出してはいけないように決められている。
つまり、単純に考えれば、自然放射線が核関連施設以上の放射性物質を含んでいるのは至極当然のことなのだ。
私は、数値の意味を正確に理解できなかったが、
自然放射線を最も多く含む雨水を処理している下水処理場の汚泥がある程度高い放射性物質を含んでいるのは
考えるまでもなくあまりにも当然のことで、
この記事がなんの(どんな)議論を書こうとしているのか全く理解できなかった。
しかも、件の事故以前の数値を持ってきているわけだから、さらに何を議論したいのか謎だ。
自然放射線や太陽風に含まれる放射性物質について無知なのかあえて無視しているのか?
全くくだらない議論をしていてこんな議論をしている人は暇人だとしか言いようがない。
ちなみに、人体への影響でいえば、雨水に含まれる放射性物質よりも
降り始めの雨に含まれる酸性物質や毒性物質のほうが人体にははるかに危険だ。
また、雨が降ると自然放射線は最大10倍弱多く検知される場合がある。
何が言いたいかわかるかな?
スポンサーサイト
- 2012/04/17(火) 12:55:54|
- お篭り部屋構築日記+愚痴
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0