わかるかウンナモン。(ダル風)
さて、前回のBonCasLinkが使われなかった原因は、”つかうB25Decoder.dllが間違っていた”から。
まず、
Microsoft Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能パッケージ (x64) を
ダウンロードして、WHSにインストールします。
Microsoft Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能パッケージ (x86) は
今までの作業でインストール済みのはずです。
ここで重要な点は、このタイミングでWHS2011上で”Windows Update”を実行して、
さっきインストールしたランタイムのセキュリティパッチを当てておくことです。
こうしないと、今からダウンロードするものが正常に動かない。
今からダウンロードするのは、”BonCasClient”だ。
DTV UPLOADERにあるのでありがたく使わせていただきます。
今回使用したのは、”up070.zip(BonCasClient(1.1.1))”
解凍すると、x86版とx64版があるので要注意だ。
この試験には、どうしてもB-CASカードが必要だったので、テレビから拝借。
確認としては、今の段階では、セキュリティパッチを当てて再起動したところなので、
SpinelとBonCasProxyは動いていないはずだ。
1.SpinelのB25Decoder.dllを入れ替える
”C:\Prpgram Files (x86)\Spinel”に、BonCasClient(1.1.1)を解凍したときの
”src”と同じフォルダーにある方の
”B25Decoder.dll”
と
”BonCasClient.dll”
を上書きでコピーする。
基本的にこれで動くのだが、後々のことを考えて、iniファイルを作っておこう。
”BonCasClient.ini”
というテキストファイルを作って、以下の3行を書き込む。
[Server]
IP=192.168.0.128
Port=6900
”192.168.0.128”の部分はWHSのIPアドレスだ。
”C:\Prpgram Files (x86)\Spinel”に、”BonCasClient.ini”をコピーする。
これで、Spinelを起動すればOK!!
BonCasProxyを経由すること無く、BonCasLinkと通信をするので、BonCasProxyのことはすっかり忘れてしまおう。
TVTestで視聴するのを忘れないように。
リモートデスクトップを使っても、映像が止まることは無いはずだ。
B-CASはテレビに戻して・・・
2.録画用に”EpgDataCap_Bon”をインストールする。
EpgDataCap_Bonは、「
DTV関係ツールダウンロード」→「Friio アップローダ」→「up1196.zip(EpgDataCap_Bon(人柱版10.62))」を使ってみる。
(1) EpgDataCap_Bonのインストール
”EpgDataCap_Bon(人柱版10.62)”の中のx64フォルダーを”EpgDataCap_Bon”とリネームして、
”C:\Program Files\”にコピーする。
(2) BonDriverのインストール
BonDriver_Spinelを解凍したフォルダーにある、
”BonDriver_Spinel.dll.ini”
をメモ帳で編集します。
6行目の
Address = "127.0.0.1:48083"
の127.0.0.1の部分をWHSのアドレスにします。
Address = "192.168.0.128:48083"
などとなります。
今回は録画用なので、
19行目の
RequireExclusiveChannelControl = 0
を
RequireExclusiveChannelControl = 1
にします。
保存して、
”BonDriver_Spinel.dll.ini”
をコピーして、”C:\Program Files\EpgDataCap_Bon\BonDriver”に4っつコピーを作ります(4回ペーストします)。
ファイル名をそれぞれ、
”BonDriver_Spinel_PT1_0_S0.dll.ini”
”BonDriver_Spinel_PT1_0_S1.dll.ini”
”BonDriver_Spinel_PT1_0_T0.dll.ini”
”BonDriver_Spinel_PT1_0_T1.dll.ini”
とします。
また、11行目の
”TunerPath = "PT/0/T/0"”を
”BonDriver_Spinel_PT1_0_S0.dll.ini”
は”TunerPath = "PT/0/S/0”
”BonDriver_Spinel_PT1_0_S1.dll.ini”
は”TunerPath = "PT/0/S/1”
”BonDriver_Spinel_PT1_0_T0.dll.ini”
は”TunerPath = "PT/0/T/0”
”BonDriver_Spinel_PT1_0_T1.dll.ini”
は”TunerPath = "PT/0/T/1”
にそれぞれ編集します。
BonDriver_Spinelを解凍したフォルダの下の”x64”にある、
”BonDriver_Spinel.dll”
をコピーして、”C:\Program Files\EpgDataCap_Bon\BonDriver”に4っつコピーを作ります(4回ペーストします)。
ファイル名をそれぞれ、
”BonDriver_Spinel_PT1_0_S0.dll”
”BonDriver_Spinel_PT1_0_S1.dll”
”BonDriver_Spinel_PT1_0_T0.dll”
”BonDriver_Spinel_PT1_0_T1.dll”
とします。
この後のEpgDataCap_Bonの設定は、EpgDataCap_Bonを解答したフォルダー直下のReadMeをみてください。
注意点としては、ドライバーごとのチューナー数は”1”です。
最後にサービス化に挑戦です。
スポンサーサイト
テーマ:Windows Home Server - ジャンル:コンピュータ
- 2011/10/16(日) 09:25:27|
- Windows Home Server 管理日記
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0