WillcomのWiMAXとして期待していたXGPだが、
Softbank配下になって様相が一変したようだ。
AXGPとして生まれ変わったそれは、
国産技術を中心として、PHSとの親和性を考慮したものではなくなり、
中国の技術を中心として、TD-LTEという、全く違うものになってしまった。
また、通信帯域も、対称(上り下りが同じ帯域)を基本としたものから、
非対称(下り中心)のものとなり、カタログスペックは100Mbpsを超えるものになったが、
上り回線は非常に細くなってしまった。
ついでに、アンテナ設置は中国企業が請け負っているらしい。
11月使用開始ということだが、XGP時代に合った魅力は影をひそめ、
Softbankらしさ全開のサービスに姿を変えてしまった格好だ。
TD-LTE内蔵端末が今後出てくるのかはまだわからないが、
WiMAXとの互換性がなくなってしまったため、
現段階では、XGPほど期待できない状態なのは間違いなさそうだ。
とても残念に思っている。
復興支援の観点からも、
投資事業は国内の需要喚起に使ってほしかったというのもあるし、
国産技術を踏みにじるような行為を容認する気にもなれない。
総務省の役人も、内心同じ気持ちなのではないだろうか・・・
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テーマ:モバイルライフ - ジャンル:コンピュータ
- 2011/10/04(火) 14:45:18|
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