「あかつき」の金星軌道への投入失敗について、
最も可能性の大きな理由は「ノズルの破損」らしい。
朝日新聞に記事が載っていたが、
セラミックのノズルは破損しやすいと言うことを
わざわざ発言した裏には、ある意味、
予想可能な問題だったと言っているような気がする。
「あかつき」を打ち上げたH2Aはイカロスを含む5つの人工衛星を同時に打ち上げている。
よくよく考えれば、ノズルを4っつ積んだ設計も可能だったのではないかと
想像されるところだ。
もちろん、相乗り衛星は打ち上げられなかった可能性がある。
でも、そういう選択しもあったと考えられる。
当の「あかつき」は6年後に再度金星に再接近すると言うことで、
もう一度軌道に乗せる挑戦をするらしい。
しかし、ヒドラジンを使っているとしたら、
6年後まで8割以上の燃料を残した状態で故障しないと言うことは
はっきり言って難しい気がする。
何を使っているんだろう。
また、ノズルが破損しているとしたら、姿勢制御しながらの噴射となる。
果たして可能なのか・・・
記者会見では、何かが衝突した可能性もあるとしているようだが、
アステロイドベルトの中でもない限り、浮遊物にぶつかる可能性などそれこそ
天文学的に小さな確率だ。
まあ、あり得ないね。
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- 2010/12/09(木) 19:30:46|
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