この記事の続きを楽しみにしている人がいるとしたら(居ないとは思うけど)申し訳ないことに、環境が壊れてしまった。
また、子供のPCを修理に出す間、PCを子供に貸してしまっているので続きが書けない。
しばらくお休みすることをお詫びします。
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- 2019/05/31(金) 13:36:00|
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気持ちを入れ替えて、WSLに頼ろうと思います。
ここでは、Kali Linuxを使いたいと思います。
基本的なやり方は既に他の方々が公開されている物がありますが、
今回は、あえて
公式サイトの手順に従ってみようと思います。
先ずは、Pythonライブラルのインストールまで。
1.Microsoft StoreでKali Linuxを検索し、インストールします。
2.管理者として PowerShell を開き以下のコマンドを実行します。
3.PCを再起動します。
4.スタートメニューからKaliを起動します。
5.ユーザ名を適当に指定します。
6.パスワードを適当に指定します。
7.以下のコマンドを順番に実行します。
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
sudo apt-get install python python-pip python-dev libffi-dev libssl-dev
sudo apt-get install python-virtualenv python-setuptools
sudo apt-get install libjpeg-dev zlib1g-dev swig
sudo apt-get install mongodb(失敗)
※Kali-LinuxのディストリビューションではMongoDBがインストールされないようなので
PostgreSQLを使うことにする。
sudo apt-get install postgresql libpq-dev
sudo apt-get install libfuzzy-dev
8.PyDeepをダウンロードして、C:\pydeep-masterに展開しておきます。
9.以下のコマンドを順番に実行します。
cd /mnt/c/pydeep-master
python setup.py build
python setup.py test
sudo python setup.py install
次に、VirtualBoxをインストールします。
echo deb http://download.virtualbox.org/virtualbox/debian xenial contrib | sudo tee -a /etc/apt/sources.list.d/virtualbox.list
wget -q https://www.virtualbox.org/download/oracle_vbox_2016.asc -O- | sudo apt-key add -
sudo apt-get update
sudo apt-get install virtualbox-5.2
あれ?うまくいかない。
WSLでCuckooをインストールする場合、VirtualBoxはWindows版を使うようですね。
普通にWindows版のVirtualBoxをインストールします。
sudo apt-get install tcpdump
次に「Volatility」をインストールします。
1.VolatilityをダウンロードしてC:\volatility-masterに展開しておきます。
2.以下のコマンドを順番に実行します。
cd /mnt/c/volatility-master
sudo python setup.py install
cd
次に、「M2Crypto」をインストールします。
sudo apt-get install swig
sudo pip install m2crypto==0.24.0(エラー)
何だろう、エラーが出まくってる。
最新のバージョンでトライ
sudo pip install -U m2crypto
次に、「guacd」をインストールします。
と思いましたが、うまくいかないので飛ばします。
Web interfaceでRDPするのに使う物のようです。
次はいよいよCuckooのインストールです。
cuckoo sandboxをインストールしていきます。
1.以下のコマンドを順番に実行します。
sudo pip install -U pip setuptools
sudo pip install -U cuckoo
sudo pip install distorm3
cuckoo -d
何となくうまくいきました。
- 2019/05/20(月) 13:00:00|
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さて、色々弄っていたら動きました。
何をやったか書いていきます。
先ず、ホスト側から
WinDumpはTCPUDumpの代わりにはならないようなので、設定を変更。
ついでに変え忘れていた設定を変更。
1. 「C:\Users\<ユーザ名>\.cuckoo\config\auxiliary.conf」の
[sniffer]
# Enable or disable the use of an external sniffer (tcpdump) [yes/no].
enabled = yes
の行を
[sniffer]
# Enable or disable the use of an external sniffer (tcpdump) [yes/no].
enabled = no
に変更する。
2. 「C:\Users\<ユーザ名>\.cuckoo\config\virtualbox.conf」の
の行を
interface = VirtualBox Host-Only Ethernet Adapter
に変更する。
次にゲストOSの方で、
1.コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行する。
pip install Pillow
2.Host-Only AdapterのIPアドレスを
192.168.56.101
に固定する。
3.スナップショットを作り直す。
スナップショット名は「SnapShot1」
いよいよ実行してみる。
★実行方法★
1.ホスト側のファイアを-ルを無効にする。
2.コマンドプロンプトを管理者権限で起動する。
3.2.のコマンドプロンプトで以下のコマンドを実行する。
cuckoo
4.もう一つコマンドプロンプトを起動する。
5.4.のコマンドプロンプトで以下のコマンドを実行する。
cuckoo submit <検体のフルパス>
何となく動いた気がする。
正直、WebUIが動かなくて心が折れました。
WSLで構築し直してみようと思います。
- 2019/05/17(金) 13:16:00|
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最低限の設定をしていきます。
1. 「C:\Users\<ユーザ名>\.cuckoo\config\virtualbox.conf」の
snapshot =
の行を
snapshot = SnapShot1
に変更する。
2. 「C:\Users\<ユーザ名>\.cuckoo\config\reporting.conf」の
[mongodb]
enabled = no
の行を
[mongodb]
enabled = on
に変更する。
3. 「C:\Users\<ユーザ名>\.cuckoo\config\auxiliary.conf」の
tcpdump = /usr/sbin/tcpdump
の行を
tcpdump = C:\WinDump\WinDump.exe
に変更する。
続いて、仮想環境を作っていきます。
仮想環境(検体の実行環境)は、自分の検体を実行したい環境を用意します。
Cuckoo SandBox 6.0.2では、Windows XP、Windows 7(32bit、64bit)をサポートしているようです。
目的のOSをVirtualBoxに構築しますが、名前を「cuckoo1」としてください。
また、必要に応じてOfficeをインストールしてください。
Windows屋Officeのライセンスは準備する必要があります。
必要なパッチや必要なソフトがあれば、この段階でインストールします。
インストールが終わったら、python 2.7をインストールします。
passの追加は行ってください。
仮想環境のインストールが一通り終わったところで、Windows Firewallの無効化とWindows Updateの無効化、UACの無効化を行っておきます。
また、ネットワークアダプターの2番目に「Host only adapter」を追加します。
「C:\Users\<ユーザ名>\.cuckoo\agent」内の「agent.py」を仮想環境のc:\にコピーし、「agent.pyw」に拡張子を変更し、実行します。
最後にスナップショットを「SnapShot1」と言う名前でとっておきます。
そこまで終わったら、コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。
cd "C:/Program Files/Oracle/VirtualBox/"
VBoxManage controlvm "cuckoo1" poweroff
VBoxManage snapshot "cuckoo1" restorecurrent
これで準備完了。
うむ、うごかぬ!!
何が足り無いんだろう・・・
多分・・・
- 2019/05/15(水) 13:05:00|
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Windows 10 に cuckoo sandboxをインストールしてみます。
正解が判らないので行き当たりばったりで作業していきます。
作業メモだと思ってください。
一般に公開されている情報では、WSL(Windows Subsystem for Linux)を使う例外多いのですが、ここでは、WSLを使わずにWindows 10上に直接サンドボックス環境を構築していきます。
Cuckoo Sandboxに関する情報は以下のリンクから。。。
今回は「Cuckoo Sandbox 2.0.6」で構築します。
まずは、ホスト環境。
Windows 10 Professional x64 1903
ダウンロードしたソフト類。
構築してみます。
1. ホストOSである Windows 10 Pro x64をセットアップし、パッチを当てておきます。
2. Python 2.7をインストールします。64bit版でやってみます。
Python 3.7は推奨されていないので、要注意です。共存は可能です。
Pythonのインストールフォルダは「C:\Python27」にしました。
インストール時のオプションにあるのですが、パスを通すのを忘れないでください。
3. mongodbをインストールします。設定はデフォルトで大丈夫です。
4. Microsoft Visual C++ Compiler for Python 2.7をインストールします。
5. yara python 3.9.0をインストールします。
6. VirtualBoxをインストールします。
7. WinPCAPをインストールし、WinDumpを適当なフォルダに移動します。
例:「C:\WinDump」
8. コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。
pip2 install -U pip setuptools
9. コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。
pip2 install -U cuckoo
10. コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。
cuckoo -d
11. 「C:\Users\<ユーザ名>\.cuckoo\config\virtualbox.conf」の
path = /usr/bin/VBoxManage
の行を
path = C:/Program Files/Oracle/VirtualBox/VboxManage.exe
に書き換える。
12. 「C:\Python27\Scripts\cuckoo-script.py」を「C:\Python27\Scripts\」にコピーし、ファイル名を「cuckoo」にする。
13. コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。
cuckoo community
次回は最低限の設定と、仮想環境の構築をします。
- 2019/05/14(火) 13:16:00|
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